西洋医学と獣医学と必須栄養学

西洋医学より200年先を行く獣医学

「必須栄養学」の基礎、土台となっているのは「獣医学」です。

「え?何で獣医学?人間の身体の事なんだから
人間の為に研究された西洋医学が一番進んでるんじゃないの???」

って最初に聞いた時、私は思いました。

でも実際、獣医学は

「病気を治す」事に関しては
   西洋医学の200年先を進んでいる

と言われていたんです。

理由は

西洋医学は病気がなくなると仕事にならない。
 VS
獣医学は病気が撲滅しないと仕事にならない。

完全に真逆だったんです。

つまり「病気に取り組む目的
ベクトルが最初から違うのです。

だから結果が違って当たり前なのです。

ちょっと想像してみてください。

貴方が病院の院長だったら?

   病気が全部消えたら、困りますよね。

貴方が製薬会社の社長なら?

  薬が必要なくなったら、困りますよね。

では逆に・・・

貴方が養鶏場の経営者なら?

 病気が発生したら、何千羽も殺傷処分になり、困りますよね。

貴方が動物園のオーナーだったら?

 高いお金出して買った動物が病気になったら、困りますよね。

貴方が競馬の馬主だったら?

 稼ぎ頭の馬が病気になったとしたら大損害で、困りますよね。

そうなんです。

つまり獣医学は

「病気にさせない、病気を撲滅する為の研究」をする医学なんです。

ここが根本的に違うから200年の差がついたんです。

西洋医学の得意分野

西洋医学は「病気の研究」はたくさんしています。

スマホやインターネット、AI、5G・・・

文明の急激な進化とともに医学も物凄く進歩した

と言われていますよね。

確かに遠隔でAIが手術する技術などを見ていると、研究の成果をひしひしと感じます。

ではなぜ、西洋医学が劇的に進化したはずなのに
病気は無くならないどころか爆発的に増え続けているのでしょうか。

答えは簡単!

西洋医学は「病気にしない為の研究」専門外だから、なんですね。

病院とは

病気にならない為に行く所ではなく

病気になった人が行く所なのです。

だから西洋医学が進化したからといって病気を減らす研究が進化したわけではないので、増え続けるのは自然なんです。

すごく当たり前の事を言っているようですが、ここを本当に理解出来ると病気への向き合い方が根本的に変わります。

確かに西洋医学の恩恵で「病気になった人向けの研究」は物凄く進化しました!

病気を発見する検査技術病気になった後の治療法手術などはダントツで進化しています。

ライバルはいないと断言していいほど、西洋医学の専売特許ともいえるでしょう。

そして、なにより

交通事故や脳卒中などの緊急医療外科手術が必要な場合には西洋医学の出番です。

※交通事故で骨折して血が止まらないときに、栄養の勉強している場合ではないので、すぐ救急車を呼びましょう。w

ただ、緊急医療が終わり、回復する際には栄養の出番です。

そして二度と同じ病気にならない為にも、栄養の出番です。

そもそも緊急医療で運ばれたくないなら、栄養の出番です。

つまり、私達自身がその違いを理解して、得意分野ごとにきちんと使い分けることが大切なんです!

西洋医学が完全に無くなってしまったら、緊急医療の際には本当に困ります。

普段から正しい健康生活をしていない人は病気の進行に気付かず突然倒れる可能性があり、そんなときには救急医療と西洋医学が一番頼りになります。

それに、いくら健康な人だとしても、車にひかれて重傷なときは、西洋医学がないと命の危険もあるでしょう。

でも慢性病対症療法では無理なのです。

栄養不足で病気の原因はそのままにして薬で症状を抑えるだけでは、もぐらたたきの様に一生対症療法を続けるしかないからです。

慢性疾患を本当に治したいなら、対象療法ではなく
自分で自身の身体を病気のない身体に創り直すしかないのです。

だから、どっちが良い悪いではなく、何が得意か使い分けるのが正しい選択です。

大学の医学部で栄養学を教えないのは病気のない身体にするのは「専門外」だからです。

お医者様に「病気にならない様にするにはどうしたらいいですか?」って聞いても、教わってないので知らなくて当たり前なんです。

例えるならプロの料理人に野菜や牛の育て方を聞くのと同じようなものです。

マニアックな料理人であれば、日本中の牧場や農家を渡り歩いて食材を探し求め研究したり、こだわりの自家栽培を極める様な方もいますが、そこまで極めなくても食材を買えば誰でも料理人にはなれますよね。

牛肉や野菜が届いてからが専門の料理人に、専門外の質問されても知らなくて当たり前です。

むしろそんな質問されても、ちょっと困る・・・かもしれません。w

だから「この痛みが出ない身体にするにはどうしたらいいですか」って聞いても

「ストレスためず3食きちんと食べてよく寝ないとだめですよ。痛み止めのお薬出しておきますね。」

で終わってしまうことが多いのです。。。

餅は餅屋っていうことわざもありますが、実は似てそうにみえて専門が全く違うということです。

ちなみに現場のお医者さんや看護師さんは人を助けたいと一生懸命、心を込めて働いている人達がほとんどです。

医療従事者にはたくさん友達や尊敬している先輩もたくさんいて、みんないい人ばかりで大好きです。

ただ、教わっている内容専門分野が違うだけなのです。

よく医療関係の友達と話しますが、病気の処置方法などの専門的な話になると私もついていけません。

でも逆に病気にならない方法の会話になると私の方が圧倒的に詳しいので、食いついてきます。

ひたすら質問されて一つ一つ教えてあげると、最後は

「腑に落ちた!ずっと仕事しながら不思議に思ってた事の謎が全部解けた!」

って感動されます。

「私も必須栄養学を勉強したいからもっと教えてね!」といつも言われます。

そして、実際に健康に対して何か不安な事が起きると、私にアドバイスを求めてくるようになるのです。

健康と病気に向き合っていることは同じでも、専門分野は全然違うってことなんですね。

獣医学の得意分野

必須栄養学とは、たくさんの自然療法のいいところを集めた健康哲学ですが、その土台、基礎には獣医学があります。

アメリカ政府の病気撲滅プロジェクトにより、
454種類の動物17500体と人間3000体を解剖した結果

全ての自然死は栄養不足であり、
必須栄養素を全て満たしていれば
病気のない身体をつくる事が出来る。

この事実は、解剖学を得意とした獣医を中心とした専門家のチームが導き出したものだからです。

獣医学が「病気にならない事」に関して異常に発達した根本的な理由は、

病気を撲滅しないと儲からないから

ということは最初に言いましたが、他にも発達した理由があります。

それは家畜のえさは基本的にみんな同じなので、どのえさを食べさせると病気になるとか、
えさに何の栄養を混ぜれば病気にならない等が、自然に正確に判明しやすかったからです。

(産まれてから毎日違うものを勝手気ままに食べて生きている人間だけの実験では、こうシンプルにいきません。)

畜産業では当たり前の様に、日々病気にしない為栄養学試行錯誤され続けて進化してきたのです。

畜産業で儲ける為にと、栄養による病気撲滅の実験をし続けてきたようなものなのですね。

だから、栄養による健康な身体の作り方が、西洋医学の200年先を行っていても当たり前なんです。

だからこそアメリカ政府も目をつけ、動物454種と人間17500体と人間3000体、合計20000体以上の比較解剖実験をさせたのです。

そして比較解剖実験の結果、動物と人間は同じ栄養が足りない事によって同じ症状が起きる、という事が判明したのです。

逆に言うと、動物と同じ様に栄養を入れる事で、人間も同じ様な症状の病気が消えてしまう事がわかったのです。

世界中の動物から病気の原因と解決法を集める事の出来た獣医学が発達した理由がお分かりいただけるのではないでしょうか。

獣医学の身体のサインの見分け方

獣医学の特徴の一つに、身体のサインで診察するという事があります。

獣医になると動物語が話せる様になるわけではないからです。

牛や豚に、いつから痛いの?痒いの?気持ち悪いの?なに?どうしたの?

って聞いても 「もぉー」とか「ぶーぶー」と、文句みたいな答えしか返ってきません!w

だから獣医は動物の身体のサインを見て、なんの病気でどの栄養が足りないか、などの原因を外から見極める事が非常に得意になりました。

だから必須栄養学を勉強すると、例えば・・・

足のかかと血管の乾燥と連動している。

・・・つまりかかとが乾燥していると血管も乾燥している。※動脈硬化等の血管系の病気になりやすい

足の小指の爪が小さい人は肺が弱い

・・・つまり肺炎等にかかりやすい。※コロナにかかったら悪化しやすいので要注意

が弱いと骨が弱い

・・・虫歯や歯並びが悪い人は骨も弱い。

(戦国時代は馬は外見が立派でも歯を観て値を付けた。骨折しやすい馬は命にかかわりますからね。)

まだまだたくさんありますが、身体の外のサインで身体の中栄養状態と健康状態を読む事ができるようになるんです。

面白い位あたるからこれがまた楽しいんですよ ^^

とにかく

世界で20000体も比較解剖した実験結果から導かれた健康法は、後にも先にもどこにもありません。

その比較解剖の結果、外と中のサインを見極められるようになり、
いちいち解剖したり、病院で検査しなくても今現在の血管の潤い度までわかっちゃうわけですね。

これも必須栄養学の面白い特徴の一つです。

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それでは、直接お話できるのを楽しみにしております^^